リカンベントの紹介(Velokraft VK-Hi)

私の所有しているリカンベントを特徴等を含めて紹介させていただきます。

第一弾は、12台目に購入したVelokraft社の「VK-Hi」というフルカーボンフレームのハイレーサーです。購入に際して、国内購入第一号の「漕ぎコギ生活」さんの情報を参考にさせていただきました。

ホイールは前後650Cで、総重量はペダル抜きで10kg台の軽量(リカンベントとしては)タイプで、フレーム以外のパーツ(フロントフォーク、BBブーム、シート、シートステー、ハンドル、ステム)もカーボン製となっています。この機体は、大阪のハマモトサイクルさんを通じて購入し、国内二号となりました。その後、関西在住の方が三号機を購入されたので、国内に三機が存在します。(現在Velokraft社がリカンベント事業から撤退したため、購入できなくなっています)


当初のハンドル周りは、純正のフリップアップステムでしたが、使い勝手からアルミ製のパーツを使用してオープンコクピットタイプにしています。利点は、見通しの悪い交差点での周囲確認や、急角度のカーブを曲がる際の安定性があります。

純正カーボン製パーツの特徴としては

①左右非対称のフロントフォーク

②シートステー、シート取り付けパーツ、アイドラーステー

③一体型BBブーム(=BB、クランク、FD取り付け部)

となります。


独自の装備としては

①クッションはVENTISIT製(通気性良好、適度な滑り)

②シート裏にリクセン&カウル製のサドルバッグ(マイクロSL AS817)(空間の有効利用)

③150mmコンパクトクランク(ダブル)(「漕ぎコギ生活」さんの記事を参考に選択)

④ヘッドレストにタオル地ミニハンカチカバー取り付け(夏場に最適)

⑤シート4箇所にボトルケージ取り付け(ナッター使用)

⑥OPTIMA製ヘッドレスト

ツーリング等で小物を携行する場合は、以下のラディカルデザイン製のバックを組み替えて使用しています。


走りの特徴として、カーボン製フレームとシート、クッションの相乗効果による乗り心地の良さ、直線に近いチェーンラインによる漕ぎの軽さがあります。

若干の問題点として、

①最軽ギアにした場合にチェーンがフレームを擦る

②シートステーの角度のせいで、リアブレーキとの接触を避けるため、現状以上にシートを起こすことができない

③フレームとBBブームは金属バンドで締めて固定(過去走行中に緩んでBBブームがすっぽ抜けたため、現在はリベット6個で固定しています)

という点があります。

以上の特徴、問題点を含めても、車体の大きさ、シート高から、街乗りやツーリングまで幅広く使える汎用性があり、美しいデザインで所有欲を満足させてくれる稀有な一台です。

フゥの自転車道楽

趣味の自転車(主にリカンベント、時々ロードレーサーや電動アシストロード)で、近所や所属している自転車関係クラブのイベントに参加して、関東・中部・関西方面を走っています。 夜は自宅で、手作りホームシアター(HDプロジェクターで100インチスクリーンへ投射、フロントスピーカーは自作20cm共鳴管方式、5.1ch)を楽しんでいます。

0コメント

  • 1000 / 1000